petit calmeとサポートブラ誕生まで ②運命的な出会い

講師、カフェオーナーの経験

私には、もともとアロマやハーブのインストラクターという資格がありました。

教室を開いたり、カルチャースクールで講師をしたりとアロマ好きの人と接しながらお話しする時間が好きでした。

こんな時間が日常にあったら素敵だなと思った私は、思い切って教室とカフェを併設し開業することにしたのです。

しかし・・・その計画中に乳がんが発覚しました。

これはやめたほうがいいのサインかな・・・？とネガティブな思考でいっぱいになりましたが、とにかくやってみようと退院から約1年後の秋にオープンしました。

カフェでは沢山の方とご縁が出来て、とても楽しい時間を過ごし、多くの経験ができました。

赤字続きと体力が追い付かず、２年足らずで閉店してしまいましたが、凝縮した人生を過ごしたような、後悔はないと前向きに捉える事が出来ました。

その後カフェからサロンという形でご予約で教室を開くことにしました。
同時にその頃、自分の病気を含めて人生の棚卸し的な振り返りをしてみたくなり、自分をもっと知ることからやってみようと独学でしたが数秘を学んでみました。

数秘学はとてもシンプルだけど、奥が深い。自分自身の人生を振り返りながらリーディング出来た時、涙がポロポロと溢れました。

私は私で良かった。

自分を大切にして生きていこう。

そう思えました。

ちなみに今ではpetit calmeの運営とは別に、カルチャースクールで数秘学のクラスで講師もしています(笑)。

そしてあるイベント会場で出会うのでした。

運命の香りに。

何かが動き出している。そんな気がしました。

2019年冬至間近の暮、友人と開いたアロマのイベント会場で、お手洗いに美しいラベルのハンドソープがありました。

残り少ないかすかな泡とともに、なんとも言えない優しくて凛としたいい香りが広がりました。

わー！素敵な香り。と、思わずスタッフの方にこの「どちらのハンドソープですかと訪ねてみたところ、シャトー・デュ・ボワという南フランスのオーガニックコスメブランドでした。

日本総代理店は福岡に本社がある「ポルテ・ボヌール株式会社」です。

早速サイトのオンラインストアから商品を購入しました。

ホームページを拝見して、シャトー・デュ・ボワの世界遺産の畑では120年続く農家さんが伝統を守りながら丁寧に作られるオーガニックラベンダーのことを知り、オーガニックの素晴らしさを改めて感じました。

2019年年明け、感銘を受けた私はポルテボヌール・アカデミーでラベンダーのハンドクリームを使ったハンドケアトリートメントの講座を受講しました。その時の講師が上野久世社長です。

講座では、上野社長とオーガニックのラベンダーとの出会い、生産者さんとの絆、手間と時間をかけた自然栽培の大変さ、それによって作られるエッセンシャルオイルの貴重さ、人と地球に優しい思いやりの詰まった商品であることを教えていただきました。

それまで私が学んできたエッセンシャルオイルの知識とは違い、はじめて生産者さんと商品がつながるとこんなにも価値観が変わるのか、沢山のエッセンシャルオイルから何を選ぶかよりも、「このオイルだから選ぶ」という価値観に変わったのです。

シャトー・デュ・ボワのオーガニックラベンダー・プレミアムエッセンシャルオイルは私にとって今ではなくてはならないお守りオイルです。